赤ちゃんの予防接種 ポリオ

ポリオ

【予防する病気】

「小児まひ(急性灰白髄炎)」を予防する。ポリオウイルスにより起こり患者の便を介して感染する病気で、発熱や喉の痛みなどの軽い症状で済むことが多い。
しかし、まれに「首や背中がこわばる」「意識が朦朧とする」「呼吸困難を起こす」等の重症になり、「手や足に後遺症が残る」こともある。
日本では自然発症はなく、西太平洋地域でも根絶宣言が出されたが、「南アジア」や「アフリカ」には存在。

【接種する時期とワクチンの種類】

《時期》「生後3ヶ月~18ヶ月までに2回」受けるのが理想的。1回目と2回目は6週間以上空ければ何年でも大丈夫だが、「7歳6ヶ月まで」には受ける。
《種類》経口型(口から飲ませるタイプ)の「生ワクチン」で、スポイトを使い赤ちゃんの口に流し込む。

【副反応】

副反応はほとんどないが、接種した1~2週間後、まれに発熱や下痢をする。軽い下痢の場合ワクチンは体外に流されないので、免疫はきちんとつく。
※約450万人に1人くらい、接種したウイルスに毒性が戻り、手や足にまひが起こることがある。「頭を振る」「不機嫌でくずる」「手や足を動かしにくそうにする」「首や背中がこわばる」などの症状が出た場合受診する。

【気がかりQ&A】

Q1.ワクチンを飲んだ後、少し吐いてしまった場合、もう一度ワクチンを飲み直すべき?
A1.経口投与後「30分以内に吐いたら飲み直す」。30分以降なら、吐いてしまってもワクチンは腸に入っているため飲み直す必要はない。
ほとんどの場合、接種後の待機場所があるので様子を見る。(待機場所がない場合もなるべく接種場所の近くで様子を見る)
Q2.よく下痢をするが、平熱で食欲もあり機嫌もいつもと変わらない場合も、見送るべき?
A2.当日、激しい下痢でなければ接種しても大丈夫。激しい下痢をしていると、飲んだワクチンが腸に定着する前に便と一緒に流されてしまうので見送る方が良い。(少しの下痢でも気になる場合は、問診や診察時に相談する)

【その他】

平成6年に実施した「伝染病流行予測調査」によると、昭和50~52年生まれの人はポリオの抗体所有率が低いので、医師に相談して接種した方が良い。ただ、市区町村によっては有料。

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